2024年度 関西新人戦第3戦
関西新人戦3戦
開催ゲレンデ:兵庫県西宮市甲子園浜
開催期間:2024年11月23日~24日
<男子優勝 51-57 西島 立命館大学>
1Rは早めに返して右展開をした艇が速かったです。1上6位でしたが、その後1下までに3艇捲り、2上で捲りに行く展開になりました。右からブローが降りてくるのが見え、急いで右に寄せました。先行されている状況で捲るには右に振れる風に賭けるしかないと思いレイライン手前のブローが入ったタイミングで返しました。期待通りの極端なスタボリフトが降りてきてギリギリで2上を回航しました。最後は2下回航で被せてから捲り、ピンでフィニッシュすることができました。
2Rは上マーク右寄り上有利で、 スタートの時点で上艇が下艇に大きなゲインをとっていました。2上では右奥に強いブローが見えたため奥で返すとまくることができました。
3Rは上マークが左寄りかつ下有利かなと思ったのと六甲山に雲がかかっていたので、下からスタートしました。結局左から強いブローが降りてくることはありませんでしたが、勝負艇を常に抑えることの出来る位置ででライン取りを展開して最後まで抑え切りフィニッシュしました。
総評として今大会はいづれもセーリングとしての要素が強く出たレースだったと思います。ILCAあがりの自分にとって今回の息巻いた、よく振れる海面は負ければ恥で、スタートが原因で一上を何度も譲ってしまったのはとても悔しく、今後の課題になりました。
<女子優勝 87-10 開発 大阪大学>
1日目は強風のためノーレースとなり、2日目はリーパン風域で3レース行いました。3Rとも安定してリザルトをまとめることが入賞のかぎだったと思います。
1,2R目は上有利で右海面が強く、スタート後右海面に寄せた人が1上早かった印象です。
1R目は1上をいい順位で回航しましたが、2上に向かっている途中に風が落ちたことと振れたことで焦ってコースどりを間違えて多くの艇に捲られてしまいました。
2R目も1上はピンで回航したものの、追われる緊張でタック位置をミスしてしまい2艇に捲られてしまいました。1R目の反省を頭に入れ、コースどりすべきだったと思います。
3R目はスタート前に上有利から下有利に変化したため、下に寄せ白い橋桁からくるブローを使ってポートアプローチをし、2位でゴールすることができました。レース全体として、スタートラインが落ちている中で頭を出して潰されずに上手くスタートを切ることができました。
ホームゲレンデでの大会であったため、甲子園のうねりに慣れていたり、ブローの傾向を知っていたりと走りやすく落ち着いてレースすることができました。他のゲレンデでも走れるように、海面を読む力をもっと養いたいと思います。インカレ新人戦に向けて、吹きと無微の強化を行い、優勝を目指して頑張ります。


